防衛省自衛隊は新型コロナウイルス感染拡大防止を日常的に行いながら、災害派遣活動を行った。線状降水帯の発生により九州南部で断続的に大雨が降り続き、4日0450、熊本県及び鹿児島県において大雨特別警報が発令。球磨川において越水が発生。0536、熊本県知事から第8師団長に災害派遣要請。10,000人態勢をとり、現地において人命救助活動等を実施。5日、即応予備自衛官の招集に関する自衛隊行動命令(最大約200名)を発出。7日、0430に福岡県
知事から第4師団長に、1030に大分県知事から第4師団長に災害派遣要請。自衛隊は陸上自衛隊西部方面隊を基幹とし、20,000人態勢をもって災害派遣活動を実施。9日、即応予備自衛官を最大約400名、予備自衛官を最大約100名招集する自衛隊行動命令を発出。13日、山口県知事から西部航空方面隊司令官に災害派遣要請。23日、地域の担任部隊(第8師団等)で対応する態勢に移行し、即応予備自衛官・予備自衛官も招集解除。28日、山形県最上川中流において氾濫が発生したため、29日0530以降、被害情報収集を実施。30日1510、山形県知事から第6師団長に対して断水に伴う給水支援の災害派遣を要請8月。8月2日1900、山形県知事から第6師団長に災害派遣撤収要請。8月7日1831、熊本県知事から第8師団長に災害派遣撤収要請。
自衛隊の活動実績【活動人員延べ約34万人】、人命救助捜索(7月4日~21日)、医療支援(7月11日~18日)、防疫支援(7月13日~27日、8月4日~7日)、被害情報収集(7月4日~8月7日)、連絡員の派遣(7月4日~8月7日)、災害廃棄物を処理【延べ約3,390t】、土砂・流木等を処理【延べ約5,829トン】、道路啓開【延べ約25km】、物資の輸送【延べ約227トン】、給水支援(九州)【延べ約289トン】、(山形)【延べ約40トン】、配食支援【約7,350食】、入浴支援【延べ約8,370名】、即応予備自衛官等(7月8日~23日)、【即応予備自衛官延べ約1,600名、予備自衛官延べ約140名】
(写真・文字は、統合幕僚幹部、陸上自衛隊、西部方面隊ホームページ及びtwitter並びに安倍総理twitter、神町駐屯地twitterより引用加工)
「令和2年7月豪雨」に係る防衛省自衛隊の災害派遣 令和2年7月豪雨 災害派遣
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