
北朝鮮籍が行う「瀬取り」とは?
令和4年2月8日、外務省が北朝鮮籍船舶による「瀬取り」が行われていることを発表した。
そもそも「瀬取り」とは、洋上において船から船へ船荷を積み替えることを言う。一般的には親船から小船へ移動の形で行われるのだが、今回は、国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の違法な海上活動に対して、英国海軍哨戒艦「テイマー」が、2月上旬に、東シナ海を含む我が国周辺海域において、英国海軍として2018年以降7度目となる艦艇による警戒監視活動を行ったのだ。
この北朝鮮の違法行為に対して、我が国としては、北朝鮮の完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器、及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、今回のような取組を歓迎するとした。
日本の海上保安庁・海上自衛隊としても、国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力を行っていくとのこと。
昨今の北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではない。平成29年12月に採択された国連安保理決議第2397号をはじめ、国際社会で一致団結して北朝鮮への圧力を最大限まで高め、北朝鮮の政策を変えさせなければならないと、日本政府は取り組みを表明している。
(画像は、防衛省・自衛隊公式ホームページより)
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北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積替えの疑い「瀬取り」。 瀬取り 北朝鮮
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