「第8回 防災フェア in お台場」開催
2023年9月2日（土）〜3日（日）に、第8回 防災フェア in お台場を開催いたします。
今年は、関東大震災が発生して100年の節目の年です。「100年先も安心」を目指しましょう。
関東大震災特設ページ
内閣府「関東大震災100年」特設ページ
東京都 関東大震災100年ページ
各種展示やライブ等の予定は以下の通りです。
みんなで楽しく防災意識を高めましょう！
★日時
2023年9月2日（土）〜3日（日） 11：00～18：00
★場所
シンボルプロムナード公園セントラル広場
★出展内容
○楽しく防災を学びましょう。展示している防災装備品にも乗車できます。
・国土交通省：排水ポンプ車、照明車
・自衛隊：軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイ
・法務省：特別機動警備隊の装備と隊長車
・東京都水道局：災害時もアプリで水を確保
・日本ミリタリヴィークル協会：各種軍用車十数台
○魅力的なライブを一緒に楽しもう。
・陸上自衛隊ラッパ隊のゲリラライブ：9/2、3
・海自航空隊：隠れた名物「ミニ対潜哨戒機P-3C劇場」：9/2、3
15:30〜16:00 演技（予定）
・一社ナースメンからAEDの操作法他を楽しく学ぼう：9/2、3
・防災アンバサダー「かざり」：9/3
撮影２回（予定）
一回目 12:00〜13:00
二回目 14:00〜15:00
・公式レイヤー 雪野なな＆るな：9/2
訪問&撮影会（予定）
各ブース訪問 13:00〜
撮影会 16:00〜17:00
・かえつ有明マーチングバンド部ESTEAM：9/3
13:10〜13:50 演技（予定）
・マーチングバンドGENESIS：9/2
12:00〜12:50 演技（予定）
・Diversity COSPLAY COLLECTION：9/2、3
○展示即売会。魅力的な商品が多数。
・8ケ所の施設から刑務作業製品
・ミリタリーショップの激レア商品
・キッチンカーの食事、ドリンク
・スタンプラリーで防災食配布
★構成
・主催：一般社団法人DSC
・特別協力：一般社団法人日本ミリタリヴィークル協会
・後援：内閣府防災担当／国土交通省／防衛省／東京都／江東区／港区／一般社団法人臨海まちづくり協議会
・協力：国土交通省関東地方整備局／防衛省東京地方協力本部／法務省矯正局／一社ナースメン／吉忠マネキン株式会社／Diversity COSPLAY COLLECTION／かえつ有明中・高等学校／GENESIS
★出展をご希望の方へ
７月中旬頃まで延長して受け付け致します。
関東大震災から100年
物理学者でエッセイストだった寺田寅彦の“天災は忘れたころにやって来る”という名言があります。
これは不用意を戒め、天災に備えることの大切さを説いたものと解釈していますが、一方で人間は天災の怖さをすぐに忘れて、次の天災の頃には不意打ちに合うということも言っているのだと思います。私も日頃から一度失敗したら二度とすまいと思っていても、二度どころか三度も四度も同じ失敗をして我ながら呆れることがままあります。
869年、貞観11年の三陸沖の巨大地震（マグニチュード8.3）により津波が多賀城下を襲い溺死が１千人という記述がありますが、当時の人口密度を考えると、被害の規模は2011年の東日本大震災と酷似しています。そして貞観の大地震の9年後に関東大震災と同等の規模の地震が起こっています。推定マグニチュード7.4で、「相模・武蔵（神奈川・東京）が特にひどく、5～6日振動が止まらず、公私の屋舎一つも全きものなく、地陥り往還不通となる。圧死者多数。」とあります。地質学的時間スケールは幅が大きいと認識していますが、東日本大震災が起きてから12年が経過しています。次の関東大震災がいつ起こっても不思議でない時期に入っていると言えるでしょう。寺田寅彦は次のようなことも言っています。「大正12年のような地震がいつかは、おそらく数十年後には再び東京を見舞うだろうということは、これを期待する方が、しないよりも、より多く合理的であろう。」
既に数十年が過ぎて百年という時が流れました。
天災が起こることを防止することは出来ません。起こった時にどのように対応するのかが問われています。防災（減災）においては自助・共助・公助ということが言われますが、まず、自分の身を護る自助が最優先です。常日頃からハザードマップを確認して発災の時にどのように振舞うかをシミュレーションすること。自宅の家具等の転倒を防止すること。救援（共助、公助）が来るまでの３日間の食料・水を確保しておくこと等、常日頃からの自覚が必要です。
当法人DSCもそのようなことのお役に立つことを目的として防災フェアを実施いたします。より多くの方のご協力とご参加をお願いするものです。
一般社団法人DSC理事長
奥村 快也