5月25日、北朝鮮が3発の弾道ミサイルを発射か!?

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一般社団法人DSC

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北朝鮮と日韓米の溝は深まるばかり。

北朝鮮は、去る5月25日5時59分頃、北朝鮮西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した。詳細については現在分析中だが、最高高度約550km程度で、約300km程度飛翔し、落下したのは、北朝鮮東岸の日本海であり、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定される。

また北朝鮮は、同日6時42分頃にも、北朝鮮西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した。こちらも詳細については分析中だが、最高高度約50km程度で、約750km程度を変則軌道で飛翔し、落下したのは北朝鮮東側の日本海であり、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定されている。

以上の弾道ミサイル2発以外にもミサイルを発射した可能性があり、関連する情報を収集し、分析しているところだという。

日本では、防衛省から政府内及び関係機関に対して、速やかに情報共有を行い、現在までのところ航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認されていない。

総理には、本件について直ちに報告を行い、
① 情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
② 航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
③ 不測の事態に備え、万全の態勢をとること
の3点について指示があった。

これを受け、防衛大臣は
① 米国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること
② 不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと
の2点について指示を出した。その後、関係幹部会議を開催するなど、対応に万全を期しているところだという。

これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、日本地域及び国際社会の平和と安全を脅かすもの。また、ウクライナへの侵略が発生している中で、立て続けにミサイルを発射していることは許されない。さらに、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反するものであり、強く非難する、とした。

防衛省・自衛隊としては、引き続き、米国等とも緊密に連携し、大臣指示に基づき情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表するという。

日韓米での、対抗牽制措置も実施。

北朝鮮のミサイル発射実験の報告を受け、韓国では対抗策として4年10ヵ月ぶりに連合地対地ミサイル射撃訓練を韓米で実施した。

さらに日本でも、防衛省は翌26日、日本海上の空域で航空自衛隊第2航空団(F-15戦闘機×4機)と米軍
第35戦闘航空団(F-16戦闘機×4機)で日米共同訓練を行い牽制した。
(画像は防衛省・自衛隊公式ホームページより)

詳細はコチラ:https://www.mod.go.jp/j/press/news/2022/05/25c.html



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北朝鮮が3発の弾道ミサイルを発射。 北朝鮮 弾道ミサイル

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