日米共同訓練「ノーブル・フュージョン(気高い融合)2022」を実施!
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米軍だけで1万人以上が活動。日米共同訓練「ノーブル・フュージョン 2022」とは?
米海兵隊と海軍が2月3~7日、中国への対処を念頭に小規模部隊を分散展開させる新たな「遠征前方基地作戦」を含む共同訓練を、沖縄の宮古海峡付近などで自衛隊と合同で実施。米本土拠点の強襲揚陸艦エセックスや海兵隊の即応部隊、第11海兵遠征部隊も展開し、米側だけで1万人以上が活動した。
訓練名は「ノーブル・フュージョン(気高い融合)」。海軍佐世保基地を拠点とする強襲揚陸艦アメリカでは、ステルス戦闘機F35Bや輸送機オスプレイが離着艦し、海自イージス艦が対空監視に当たった。海兵隊はヘリコプターからロープで海軍の艦船に降りる訓練を実施したという。
日米共同訓練について、自衛隊の目的とは?
2月8日、陸上自衛隊、海上自衛隊は、今回の日米共同訓練について、その内容を以下のように発表した。
【陸上自衛隊】
1 目 的:米海軍艦艇への回転翼機による発着艦訓練を実施し、戦術技量を向上させるととも
に、日米の相互運用性向上及び日米同盟の抑止力・対処力の強化を図る。
2 期 間:令和4年2月6日(日)
3 場 所:沖縄周辺海空域
4 担任官:陸上総隊司令官 陸将 前田忠男
5 訓練実施部隊:第1ヘリコプター団及び水陸機動団
6 特 色
○ 海上自衛隊と米海軍が実施する日米共同訓練への参加
○ 発着艦実施に関して、海上自衛隊及び米海軍との連携要領を実行動により演練し、統合運用態勢の強化及び日米の共同対処能力の向上に寄与
○ 第1ヘリコプター団のCH-47は木更津駐屯地を出発、相浦駐屯地で水陸機動団の隊員を搭載したのち、沖縄周辺海域において米海軍強襲揚陸艦に着艦する南西地域への展開要領を確認
【海上自衛隊】
1 目 的:海上自衛隊の戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上
2 期 間:令和4年2月4日(金)~7日(月)
3 訓練海空域:東シナ海及び西太平洋
4 参加部隊
(1)海上自衛隊:護衛艦「こんごう」、P-3C
(2)米 海 軍:空母「エイブラハム・リンカーン」、強襲揚陸艦「アメリカ」・「エセックス」、ドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」、ドック型揚陸艦「アシュランド」・「パール・ハーバー」、巡洋艦「モービル・ベイ」、駆逐艦「スプルーアンス」・「デューイ」、掃海艦「ウォーリア」、遠征用海上基地艦「ミゲル・キース」、P-8
5 訓練項目:各種戦術訓練
大規模な日米共同訓練が実施されるわけとは?
水陸機動団 は、海上自衛隊と米海軍の実施した日米共同訓練に参加し、隊員達を乗せた第1ヘリ団の輸送ヘリが、米海軍強襲揚陸艦へ発着艦訓練を実施した様子が伝えられるなど、日米間の相互運用性を向上させ、強固な日米同盟による対処力・抑止力の強化を図っているようだ。
今、なぜこのような大規模な日米共同訓練が実施されているのか?
日本国民が考えている以上に、中国や北朝鮮との危機は目前に迫っているかもしれない。
(画像は、米海兵隊太平洋基地公式ツイッター、及び海上自衛隊公式ホームページより)
(映像は、U.S. Navy公式You Tubeチャンネルより)
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日米共同訓練「ノーブル・フュージョン 2022」。 ノーブル・フュージョン 共同訓練
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