岸防衛大臣が、陸上自衛隊V-22オスプレイに搭乗!
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一般社団法人DSC
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防衛大臣として初の陸上自衛隊「V-22オスプレイ」に搭乗し、飛行確認を実施。
2022年1月29日、岸防衛大臣は、陸上自衛隊木更津駐屯地を視察し、所在する部隊の活動状況について報告を受けたほか、所属する隊員に対し訓示を行った。さらに、防衛大臣として初めて、陸上自衛隊「V-22オスプレイ」に搭乗し、高度に安定した飛行が行えることを確認した。
陸上自衛隊「V-22オスプレイ」とは?
今回、岸防衛大臣が搭乗した陸上自衛隊に所属する「V-22オスプレイ」とはいったいどんな航空機なのだろうか?
発表されている資料によると、「V-22オスプレイ」は、ヘリコプターのような垂直離着陸機能と、固定翼機の長所である速さや長い航続距離という両者の利点を持ち合わせた航空機ということ。回転翼を上へ向けた状態ではホバリングが可能となり、前方へ傾けた状態では高速で飛行することができるのだ。
乗 員:3名(パイロット×2、機上整備員×1)+24名
巡航速度:時速約465km
航続距離:約2600km
他の航空機と比較すると、CH-46等の回転翼機は、垂直離着陸やホバリングが可能であるが、速度が遅く、航続距離が短いという課題があり、KC-130等の固定翼機は、速度が速く、航続距離が長い反面、垂直離着陸やホバリングができないという課題を抱えていた。しかし「V-22オスプレイ」は、垂直離着陸、ホバリングが可能な上に、速度が速く、航続距離が長いという、これまでの航空機の課題を解消する能力を備えているのである。
そのため、輸送航空隊は、「V-22オスプレイ」を17機装備し、主として水陸機動団を迅速に島嶼に輸送するという、極めて重要な任務を実施する予定。さらに、島嶼への侵攻対処だけではなく、災害救援や離島の急患輸送でも能力を発揮することが期待される。
多くの自然災害や、有事の際にはそれぞれの航空機の利点を組み合わせた形での利用が考えられ、より幅広い自衛隊活動が可能となるようだ。
(画像は防衛省・自衛隊公式ホームページより、映像は陸上自衛隊 広報チャンネルより)
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