「1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち」が、第59回ギャラクシー賞テレビ部門で入賞。
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一般社団法人DSC
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東日本大震災・原発事故から10年後の証言。
この度、 放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する 「ギャラクシー賞」 (放送批評懇談会)の 2021年度上期テレビ部門において、福島中央テレビ制作のドキュメンタリー「1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち」が入賞した。
福島中央テレビは、原発の水素爆発映像を撮影した唯一の地元テレビ局として、福島で取材・報道を続けてきた。このドキュメンタリーでは、10年にわたる取材活動から辿り着いた自衛官や消防隊員、作業員たちなど、当時を知る人たちの貴重な証言や映像をもとに、決死の覚悟で原発の暴走を食い止めた彼らの思いに迫っている。
第59回ギャラクシー賞テレビ部門入賞作品は上期(2021年4月~9月、10月選考)の7本、下期(2021年10月~2022年3月、4月選考)の7本の計14本。14本の作品の中から、2022年6月に行われる贈賞式において、大賞、優秀賞、選奨が選出される予定だ。
作品概要はコチラ。
作品タイトル:「1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち」
放送:2021年9月11日(土)16:00~17:00
制作:福島中央テレビ
ディレクター:岳野高弘(報道局報道部)
プロデューサー:木村良司(報道局報道部 部長)
原発の安全神話が崩壊。そこでは一体何が起きていたのか?
2011年3月に歴史上最悪の事故を起こした福島第一原発・通称1F。その原発のすぐ傍らにいた人たちがいる。原発の安全神話、日本の技術力神話の崩壊の瞬間を目の当たりにした人たち。そこでは一体何が起きていたのか。
当時の東京電力のテレビ会議の映像には、日本の技術者たち、科学者、官僚、政治家たちの右往左往する姿が映し出されている。水素爆発で空からガレキが降ってくる建屋のすぐ傍らにいる人たちは、死と隣り合わせの現場に何度も突入していった。
「ケーブルを接続したのにすぐに電気を通さなかった、あの時に電気を通していれば電源は復旧していた」
「死ぬ思いだった、幸運でしかなかった」
「爆発対策をしていると思ったのに何もしてなかった」。
そして、最後まで現場を守ろうとしたのは1F の吉田昌郎所長だった。「何とか人的支援を…」。
最悪の事態に備えて、自衛隊は極秘の救出作戦を準備していたことも明らかになる。救出作戦が実施されれば、暴走する原発をどうするつもりだったのか。その謎を、10 年経った今、トップが福島中央テレビに答えてくれた。
原発と地域、人間の驕り、危機に立ち向かった人たち…。あの日、原発の傍らにいた人たちの証言は後世に伝えるべきものばかりだったのだ。
あの事故から10年以上が経過したが、自衛隊をはじめ、多くの関係者が未曽有の出来事に立ち向かっていた。原発のメリットもデメリットも東日本大震災の原発事故で、より鮮明になったと言っていいだろう。その時自衛隊はどんな任務にあたっていたのか? ぜひご覧になってみては?
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「1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち」。 東日本大震災 原発
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