令和3年度、安全保障国際シンポジウム開催のお知らせ。

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一般社団法人DSC

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令和3年度(第22回)のテーマは、「技術革新と安全保障―東アジアの戦略環境に及ぼす影響―」。

防衛研究所では、今回で第22回となる、諸外国の著名な有識者を招いて、公開の場で意見発表及び意見交換を行い、安全保障対話の一助にするとともに、一般の方々の安全保障問題に関する認識の深化に寄与するための国際シンポジウムを開催している。

第22回となる今回のテーマは、「技術革新と安全保障―東アジアの戦略環境に及ぼす影響―」。AIの開発について中国の優位性に米国が懸念を示す中で、東アジアの安全保障環境の展望が多角的に議論される内容となっている。

近年の科学技術の目覚ましい進展を背景に、宇宙・サイバー・電磁波といった新領域や、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)といった新興技術の誕生により、将来の戦闘様相はさらに複雑化することが予想される。こうした中、米国、中国、ロシアなどの主要国は、新領域や新興技術のさらなるイノベーションを追求しており、ゲーム・チェンジャーとなり得る最先端技術を活用した兵器の開発や、AIを搭載した自律型無人兵器システムの研究などに積極的に取り組んでいる。

一般聴講者を対象とした本シンポジウムでは、科学技術の進展が戦闘様相の複雑化に与える影響、米国、中国、ロシアなどの主要国のイノベーション戦略の現状と展望、技術革新が東アジアの戦略環境に及ぼすインパクトと日本の対応などについて、過度に専門的な内容に陥らぬよう配慮した上で、主要国の専門家を交えて多角的に議論する予定だ。

プログラム内容は以下の通り。

■第1セッション:「米国/日本/中国の視点」(9:00~11:00)
司会:今福 博文(防衛研究所 軍事戦略研究室長)
発表:ブライアン・クラーク(ハドソン研究所 シニア・フェロー・同防衛構想技術センター長)
藤田 元信(防衛装備庁 技術戦略部 技術戦略課 技術企画室 企画調整補佐官)
タイミン・チェン(カリフォルニア大学 グローバル紛争・協力研究所(IGCC)所長)
■討論:飯田 将史(防衛研究所 米欧ロシア研究室長)
■基調講演(11:10~12:00)
角南 篤(笹川平和財団理事長、政策研究大学院大学 学長特別補佐・同科学技術イノベーション政策研究センター長)

■休憩(12:00~14:00)

■第2セッション:「オーストラリア/シンガポール/ロシアの視点」(14:00~16:00)
司会:島津 貴治(防衛研究所 軍事戦略研究室 主任研究官)
発表:マルコム・デイビス(豪戦略政策研究所(ASPI)上級アナリスト)
マイケル・ラスカ(南洋理工大学 Sラジャラトナム国際研究院(RSIS)准教授)
イワン・ダニーリン(ロシア科学アカデミー所属世界経済国際関係研究所(IMEMO)科学・イノベーション部長)
■討論:秋本 茂樹(防衛研究所 政策シミュレーション室 主任研究官)


※プログラムは予告なく変更になる場合があります

聴講料は無料。お申し込みはお早めに!

日時:令和3年12月8日(水) 9:00 ~ 16:00
   ※オンラインのウェビナー形式(日英同時通訳付)
聴講料:無料
申込み方法:聴講申し込みはこちら(https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_o6O_cn6iR6GHHFqvTz0vlQ)
問い合わせ先:symposium2021@ec-intl.co.jp
詳細はコチラ:http://www.nids.mod.go.jp/

(画像は、NIDS 防衛研究所ホームページより)


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